脂肪注入の基礎知識


脂肪注入後の注意点


ここでは、脂肪注入後、特にバストに脂肪注入をした後の注意点についてご説明します。
まず、過度な運動や労働は控えて安静にすることが最も大切です。施術直後は、脂肪注入によりバストに脂肪を移植した状態であり、脂肪がまだ生着していません。そして、その不安定な状態は続きます。注入した脂肪にも血管が行き渡って、正常な脂肪細胞として定着するまでの間、バストをマッサージしたり過度の運動によってバストを揺らしたるすることがないよう気をつけてください。また、術後は安静にできるように仕事も数日間は休める状態にしておくと一層良いと思います。

次に、感染を防止するために、手術当日から1週間は入浴を控えてください。通常は抜糸するまで入浴は控えます。シャワーを浴びたいとい場合、大体、術後2~3日後に可能ですが、その際は脂肪吸引の傷口部分を保護してから浴びることが大切になってきます。
そして、たばこや過度な飲酒はしないでください。これらの原因によって体内の血行が悪くなったり体調が悪くなると、術後のダウンタイムが長くなったり、感染症などのトラブルなどを起こしたりする可能性が高くなります。 さらに、十分に栄養摂取してしっかり睡眠をとることが大切です。感染症予防にもなりますし、免疫力が低下するのを防ぎます。また、術後から1年間は十分な栄養を摂るととともにダイエットもしないでください。脂肪注入後にダイエットすると、注入した脂肪から落ちて生着せずにバストがサイズダウンしてしまう可能性があります。最後に、これは人によりますが、乳がん検診を受ける場合は、脂肪注入していることを申告してください。
バストに脂肪注入をした場合、定着しなかった脂肪の1部が石灰化したしこりになることもあります。乳がん検診でのマンモグラフィー検査では、このしこりがガン細胞なのか石灰化したしこりなのか判別できないため、申告が必要になります。